上下

アポロとマリアナ

神谷浩史さんにさよならします。

書いといてあれですが閲覧は自己責任。

気持ちに区切りをつけたくて、でもこのまま消えるのも何かなあ。と思うくらいには好きでした。なのでこういう形で残してみることにします。自己満足です。

まず。私は神谷さんが結婚しててもしてなくてもどっちでもいい、みたいなそういうファンでした。結構いるんじゃないかなあ、その中のひとり。でも過度に崇める思考は持ちあわせてなかった。かわいいとかっていつから思わなくなったんだろう。好きだけど、そういうキャーキャーしたファンの中には元々加われなかったです。年齢が近い若めのファンの方にはそういう方が多かったから、尚更馴染めてなかった気がします、でも私は私なりに好きでいて、ライブやイベントなどに参加して、またさらに好きになってっていう幸せの繰り返しでした。

うーん。"結婚してました"は考えたことがなかった訳じゃなくて、でも神谷さんは絶対に結婚の話をしてくれないと確信してた。だからプライベートのことは見ずになるべく考えずに、「声優:神谷浩史」を応援してきました。でもいつか、もし報告があればその時は心から祝福できると思っていて、それは密かな楽しみでもあったように思います。大好きな人の幸せにおめでとうって言いたいなあと、それが私の勝手な考えでした。
受験生になりまして、Twitterはお休みしてます。騒動は身内づてに聞いて、ああそうなんだと。率直にこれです。前々から噂は聞いてたけどやっぱりかって。でもおめでとうとも言うつもりはありませんでしたね。神谷さんはきっとこの形の流出を望んでないだろうな~あんまり騒がないほうがいいのかな?騒ぐこともないしなあ。くらいで。
けれどもその直後のDGSでの神谷さんのコメントを聴いて、まっったく納得?理解?出来ず、あれ、私が好きだったのってこんな不誠実な人だったっけ。と疑念を抱いてしまったのが運の尽き。どうも少数派らしい"神谷浩史結婚騒動批判派"の仲間入りを果たしました。
まさか自分がそうなるとは‥。

「これくらいでファンをやめるなら本当のファンじゃない」「神谷さんは悪いことしてない」思いは人それぞれです。そういう意見もあると思います。外野に言われるのは意味が分かりませんが。そもそも私は自分を調教された雌豚だなんて思ったことは一度もなく、信者でもなく、神谷さんにひたすら従うイエスマンでもありません。ATMではありました。でも少なからずこういう、騒動に、あのコメントに、疑念を抱いて目が覚めて、宗教信仰できなくなったファンが今回離れていくのかなあと思います。それって跡地に残るのは…なんてことも考えますが、もう私には関係のない話です。

前述通り私は騒動よりコメントにやられたタイプで、予め作った文章を読んでることはまあ仕方ないにしても、報道のタイミング諸々、他のスタッフの方も言葉が悪いですが全員グルだったのだなあと。好きだっただけにその現実が重たい。
勝手に神谷さんへ常々思ってたことが本人のコメントにしっかりあらわれていて、私の推測にしか過ぎなかった戯言はあながち間違ってなかったんだなあと漠然と思って、だとしたらやっぱり、………って。薄々勘づいてしまうというか、そういう感覚。似てるから好きになったんだなと今は思います。知りたくないところまで分かる、想像できることが辛い。あとはまあ、経験が芝居を豊かにするということと、悪い意味で似ているように思いました。
正直あの対応の多くに不快感を催した私みたいな人間にはもう何言っても駄目なんです。神谷さんと私(達)の間に"改めて"線引きをされたのはまだしも、長々と言う割に中身のないような…そんなコメントをされていたように受け取りました。らしくないなと思いました。少なくとも私は。伝えたいことが沢山あったのかなとも…そこまでポジティブにはなれないです。
聴いて、いい加減にしろという感想がまず一番に出ました。あんなに好きだったひとにこんなふうに思うなんてと苦しかった。
でもあなたは子供じゃないましてや一般人でもない。軽口は許す許さないではなくあなたから自重するべき。今回は史上初ってくらい重要な決め所だったって、誠実にするところだったって、分かってたんじゃないのかな。じゃあここでちゃんと出来なきゃいつするの?と書いてああこの人は一生"ちゃんと"するつもりはなかったのかと…すごい、空虚感。もっと言えばなぜ二人で撮り直しなのか。小野さんがフリーになった時とは訳が違います。この話を小野さんに尻拭いさせるのか…仕事相手のプライベートの話を‥…と。これは神谷さんと言うよりスタッフに憤りを感じてました。なぜスタッフやEXPOの話を持ちだしたのか。言い方はなかったのか。というかそれは言うべきだったのか。その辺も?という感じで。
騒動から神谷さん関連のものは一切退けて生活しています。申し訳ないですが小野さんの声も不快で、DGSそのものから離れたいと思うくらい、今回の対応に影響を与えられている人間もいるんですよと言いたい。言っても仕方ないですが。先日のEXPO2日間、博覧会まで参加していたので気持ちがしっちゃかめっちゃかです。私はただ普通に、「結婚してました。言うつもりはなかったんですが、こんな形の報告でごめんなさい。でもこれからも今まで通り頑張りますのでよろしくお願いします。」みたいな、そんな在り来りな文章で良かった。それでもう今後一切、家庭やプライベートの話はしなくていいから。というか、そう言うとばかり思い込んでいた私が悪かったのか…?誠実な神谷さんばっかり見てきたから、そういうふうに考えただけで、結局事の発端について明言はせず、加えて今までのあれはつくりものの神谷浩史ですってはっきり言われて、プライベートへの干渉は一切許されなくなった今、どうすればいいんだろう…という気持ちが残ったんです。これからも応援する!という気持ちよりも。おめでとうすら言わせてもらえないのか…今までもあったようにほのかに既婚を匂わせられたとしても、それに気づかないふりをしなきゃならないのか…と考えて、それっておかしいような気がして。だって神谷さんは結婚しているのに。それって決して悪いことじゃないのに。でも、気づかないふりをしろって言ったのは神谷さんで…?よく分からない。
神谷さん、今まであれだけ好きなように言って、もちろんそれは演技でした~なんだろうけど、さんざん散らかしてきたのは紛れもなくあなたが演じたあなたなのに、後始末もっと何とかならなかったんですか?"あれは自分じゃありません"はどこまで通用すると思ってますか?"周りがその"神谷浩史"を望んだからしていました"お金が発生している上で自分の意志ではなかったからと責任逃れをするんですか?本当に、らしくない。神谷さんがファンから望まれたキャラクター「神谷浩史」を演じていたのは分かってました。
本当にずっとずっと前から。でも今回の件でそれは引き合いに出すのは違います。幼すぎる。飼い猫の話、最近買ったもの、日常生活での出来事。極端ですがそれらもプライベートな話では?プライベートからキャラクターに合ったエピソードをさんざん摘み取ってきておいて、"結婚"についてはタイミングがなかったって。何か、よく言えるなと思いました。
事務所や某レーベルなど、上から緘口令を敷かれていた可能性も考えましたが、現実味がないような…どうですかね?
神谷さんも平常ではなかったんでしょうが、だったら尚更、口が滑っちゃったね、ちゃんちゃん。です。

私は元から声ではなく、神谷さんの人間性(書いてて虚しい)から入ったファンだったので、複雑どころかこれからどうしよっかなって。真面目に考えました、結果、応援というか、お金を払うのはやめます。まだラジオのコメント以降、神谷さんの声を体が拒否していて、聴けていません。でも神谷さん一筋、というわけではないし、神谷さんを絶とうとするとアニメが結構見れなくなりますよね(笑)普通に声が聞けるように、姿が見れるように、少しずつ治っていけばなと前向きに考えてます。


これからずっと何年も、神谷さんが与えてくれるものだけを摂取して、お金を落として、プライベート含む"本当の神谷浩史"は一切詮索するな、見るな喋るな、というのは現実的に考えて私には出来ないなという結論。もやもやした気持ちを抱えたままファンでい続けることは単純に"楽しくない"から嫌です。こんなファンでごめんなさいなんて言いません、見限ったんです、神谷さん。私も相当むきになってるって分かってますが。長々書きましたが、結局今まで応援していた"神谷浩史"は嘘です、と言わなくていいのに言われてしまったことが悲しい。それが一番。お金を払っていたものにケチをつけられた。しかも本人から。でもそれをこれからも楽しんでください、というのはなかなか難しい。もう楽しめないよって、そういうことです。


私は割とどう思われてもいいので好き勝手書きました、が、"周りが祝福ムードだけど何か自分は違うような気がする""もやもやする"そういうひとは、流されないでほしいなあ。余計なお世話かもですけど。探せば同じような方が結構います。ここは神谷さんですら考えもしなかったイレギュラーな事態が起きた世界なので、何が正解とかないですよ。歴が長かろうが経験上で語れることでもありません。結婚を匂わせていたのに気づいていたからショックじゃない。みたいな方とは見てるところが違いますのであしからず。私はあの3分間のコメントだけで何もかもをやられました。本当にここが境目なんだなーと実感しています。5年間、神谷さんのファンをやめる未来なんて考えたこともなかったなあ。

アンチになるわけではなくて、関心そのものが消えていく感じです。好きだった思い出も、得た経験も、これからもずっと大切です。こういうファンもいますよというひとつの例になれば幸いです。